恋の門 [映画(か行)]
- 製作年:2004年
製作国:日本
監督:松尾スズキ
出演者:松田龍平、酒井若菜、松尾スズキ、忌野清志郎、小島聖他
ストーリー:蒼木門は石でマンガを描くという自称「漫画芸術家」。もちろん貧乏でモテない。そんな彼が偶然にもOL恋乃と知り合い、付き合うようになるが、実は彼女は超コスプレ好きで同人誌の間では有名な漫画家だった。門は彼女にアニメソング界での有名人のファンの集いに誘われ参加することになったが、、、。 -
これ、この映画、最高です!!!
ずっと笑ってました。爆笑でした。おなかいたすぎ!!!
龍平くんももちろんかっこよかったんですが、何よりも登場人物の濃さ、それに一つ一つの動きやセリフなどの細かいネタ(?)がすごくツボでした(笑)
でも、ちょっと惜しかったのが、ラストの終わり方がイマイチだったと思ったけど、そのくらいで、あとは最高でした!
いろんな人がいろんな役で出てたし(笑)
サンボマスターもよかった。
松尾スズキファンじゃなくても楽しめると思います。
あ、まだ観てない人は、エンドロールの最後までちゃーんと観てくださいね!じゃないと、もう一回笑うところ逃しちゃいますよ!!!
自己評価(5段階)★★★★★
カレンダー・ガールズ [映画(か行)]
- 製作年:2003年
製作国:イギリス
監督:ナイジェル・コール
出演者:ヘレン・ミレン、ジュリー・ウォルターズ、ペネロープ・ウィルストン、シアラン・ハインズ他
ストーリー:アニーは夫を白血病で亡くし、悲しい毎日を過ごしていた。夫が世話になった病院に寄付したいと考えるが、寄付するためのソファのお金がなかった。アニーの親友のクリスはそんな彼女を励まそうと婦人会で毎年恒例のカレンダーで自分たちのヌードを掲載し、利益を寄付しようと言い出した。突拍子もないアイデアに婦人会のみんなは最初戸惑っていたが、クリスやアニーのために婦人会の女性たちがカレンダー製作に意欲を持ち始めた、、、。 -
この映画、いくつになっても勇気を出せばなんとかなる!っていうメッセージと大切な人のために何か自分ができるを探せばこんなことだってできちゃうんだ!っていうメッセージが伝わってくる。
ヌードを撮ることになるまでのみんなの葛藤と不安、でもそれを乗り越えたときの結束。すごくほほえましく、そして誰でも応援したくなるのでは?
この映画の中での陰の功労者、それは彼女たちの夫だと思う。
反対した夫もいたが、クリスの夫のようにみんな彼女たちのやることを支持していたのにはすごいと思った。
理解ある夫。これなくしてこのカレンダーはできなかったのではないか。
ヌード撮影を行っている間の彼女たちの夫が集まってビールをもくもくと飲んでいるシーンはすごく愛らしいと思った。
このカレンダーの目的はもともとアニーの夫がなくなったことで、彼がいた病院に革のソファを寄付したいというところから始まったのだが、それがイギリスだけでなくアメリカにも広まり、結局は莫大な寄付金を白血病の医療に寄付した。
これってとてもすごいことだと思ったし、少しの行動がこんなに大きな波紋を広げるなんて彼女たちだって予想もしなかったはず。
実話だけにいろんなことを考えさせられた映画だった。
自己評価(5段階)★★★★★
火山高 [映画(か行)]
- 製作年:2001年
製作国:韓国
監督:キム・テギュン
出演者:チャン・ヒョク、シン・ミナ、クォン・サンウ、コン・ヒョジン他
ストーリー:強大な「気」のパワーを持ったギョンスは、数々の高校でその特別なパワーにより退学になっていたが、今回訪れた火山高は、生徒たちによりトップ争いが続いていた。穏やかに卒業したいと思っているギョンスは、なぜかその高校でも事件に巻き込まれるのだった、、、。
えっとこの映画はなにも考えずに楽しめる映画です。
チャン・ヒョク目当てで見たので、十分に楽しめました。
「僕の彼女を紹介します」のときよりもいろんな表情をしてくれるので、ファンにとっては最高です(笑)
そして、この映画に出てくるクォン・サンウ、いい味出してました。っていうかいい役でした。
自己評価(5段階)★★☆☆☆
黒い家 [映画(か行)]
- 製作年:1999年
製作国:日本
監督:森田芳光
原作者:貴志祐介
出演者:内野聖陽、大竹しのぶ、西村雅彦、田中美里、小林薫、町田康、鷲尾真知子、石橋蓮司他
ストーリー:生命保険会社に勤める若槻は、ある日顧客である菰田の家に訪問した時に偶然にも子供の首吊り死体を見てしまう。その後菰田夫妻から子供の保険金請求があるが、自殺に思えない若槻はなかなか応じようとせず、独自に調べようとする。若槻に恐怖が近づいているとも知らずに、、、。
この映画は大竹しのぶの演技がすさまじい!
さすが大女優だと思った。こんな演技、なかなか演じられないと思う。
小説を読んでいたわたしの菰田幸子のイメージはもっとおばさんくさく、不潔で身なりをかまわない人を想像していたが、映画は違った。
最初は大竹しのぶ演じる菰田幸子にすごく違和感を感じていたが、中盤から彼女の演技力によりすごく怖さを感じた。普通の女優さんはできないだろうなぁ。
あと内野聖陽が主役の若槻役だったが、正直あってない、とか思った。
小説を読んでいたからこそ、映画を見て怖さを感じたというのもあるかもしれない。
この映画に興味を持ったら、映画ではなくまず小説を読んでください!
そして、大竹しのぶの演技は必見です!!!
参考:『黒い家』貴志祐介著
自己評価(5段階)★★★☆☆