カレンダー・ガールズ [映画(か行)]
- 製作年:2003年
製作国:イギリス
監督:ナイジェル・コール
出演者:ヘレン・ミレン、ジュリー・ウォルターズ、ペネロープ・ウィルストン、シアラン・ハインズ他
ストーリー:アニーは夫を白血病で亡くし、悲しい毎日を過ごしていた。夫が世話になった病院に寄付したいと考えるが、寄付するためのソファのお金がなかった。アニーの親友のクリスはそんな彼女を励まそうと婦人会で毎年恒例のカレンダーで自分たちのヌードを掲載し、利益を寄付しようと言い出した。突拍子もないアイデアに婦人会のみんなは最初戸惑っていたが、クリスやアニーのために婦人会の女性たちがカレンダー製作に意欲を持ち始めた、、、。 -
この映画、いくつになっても勇気を出せばなんとかなる!っていうメッセージと大切な人のために何か自分ができるを探せばこんなことだってできちゃうんだ!っていうメッセージが伝わってくる。
ヌードを撮ることになるまでのみんなの葛藤と不安、でもそれを乗り越えたときの結束。すごくほほえましく、そして誰でも応援したくなるのでは?
この映画の中での陰の功労者、それは彼女たちの夫だと思う。
反対した夫もいたが、クリスの夫のようにみんな彼女たちのやることを支持していたのにはすごいと思った。
理解ある夫。これなくしてこのカレンダーはできなかったのではないか。
ヌード撮影を行っている間の彼女たちの夫が集まってビールをもくもくと飲んでいるシーンはすごく愛らしいと思った。
このカレンダーの目的はもともとアニーの夫がなくなったことで、彼がいた病院に革のソファを寄付したいというところから始まったのだが、それがイギリスだけでなくアメリカにも広まり、結局は莫大な寄付金を白血病の医療に寄付した。
これってとてもすごいことだと思ったし、少しの行動がこんなに大きな波紋を広げるなんて彼女たちだって予想もしなかったはず。
実話だけにいろんなことを考えさせられた映画だった。
自己評価(5段階)★★★★★
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