オールド・ボーイ [映画(あ行)]
- 製作年:2004年
製作国:韓国
監督:パク・チャヌク
出演者:チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョン、チ・デハン、キム・ビョンオク他
ストーリー:ある日突然何者かに誘拐され、小さな部屋に監禁されたオ・デス。何も知らされないまま15年間の監禁生活の後、これまた突然に解放される。誰が?何の目的で?この疑問の答えを見つけるためにオ・デスは知り合った若い女性ミドと真相を探るのだが、、、。
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主演のチェ・ミンシクの演技がすごい。
っていうか、体はってるなぁというプロ根性を感じました。
だって「これ、同じ人なの?」っていうくらい、冒頭は太ってたのに最後にはやつれて激ヤセしてる。
何キロおとしたんだろう?大丈夫?っていうくらい変わってる。
そして体が最初ぶよぶよだったのに最後にはひきしまってるし。
彼の役作りには圧巻です。
そして、ミド役のカン・ヘジョンがすごくキュート!
かわいすぎ!
彼女のキュートさが逆に見終わった後、心が締めつけられる思いでした。
こういう運命だったら、、、、、15年監禁生活、、、その後、、、、
考えただけでつらくなります。
でも、見る価値はあると思います。
ちょっと生理的に痛いシーンがわたしは苦痛でしたけど。
でも、観た後に明るい映画でお口直しすることをオススメします(苦笑)
自己評価(5段階)★★★★☆
永遠のマリア・カラス [映画(あ行)]
- 製作年:2003年
製作国:イタリア、フランス、イギリス、スペイン
監督:フランコ・ゼフィレッリ
出演者:ファニー・アルダン、ジェレミー・アイアンズ、ジョーン・プロウライト、ジェイ・ロダン、ガブリエル・ガルコ他
ストーリー:オペラ界の歌姫として活躍したマリア・カラスは、今ではかつての美声を失い、過去の栄光に苦しむ毎日を過ごしていた。ある日、昔の仕事仲間であるラリーが彼女に彼女主演の「カルメン」の仕事を持ちかけるが、、、、。
この映画は監督であるフランコ・ゼフィレッリが、実際にカラスの友達だったこともあって、真実のカラスを残しておきたいということから製作されたそうですが、だからなのか、彼女の声を失ってからの苦悩と葛藤の日々がとてもリアルに描かれていたのではないかと思います。
彼女のゴシップを描こうと思えば描けたけれど、焦点はそこではなく、彼女の生き方を描いたところがこの映画のすばらしさにつながったと思います。
そして、マリア・カラス演じるファニー・アルダンの熱演、とてもステキでした。彼女はカラスの話し方、しぐさなども真似たというから、この役に対する思い入れが伝わってきます。
『カルメン』を演じるまでの稽古のシーンは、まさにすばらしいものでした。
ラリー演じるジェレミー・アイアンズも、好演でしたね。
彼の表情がとてもすばらしかったです。
忘れてはいけないのが、マリア・カラスの服装。
彼女はシャネルをよく身につけていたということで、この映画の中でもシャネルに包まれた華麗で上品で、そして凛としたカラスがいました。
とてもよく似合ってましたね、ファニー・アルダン。
めちゃめちゃカッコよかったです!!!
オペラが好きな人はもちろん、興味がない人、聴いたことがない人にもオススメです。
参考CD:ベスト・オブ・マリア・カラス「カラス・イン・ポートレイト」 、ザ・ベスト・オブ・マリア・カラス 、マリア・カラス エヴァー! ロマンティック・カラス 、マリア・カラスの芸術への招待
自己評価(5段階)★★★★★
愛してる、愛してない・・・ [映画(あ行)]
- 製作年:2002年
製作国:フランス
監督:レティシア・コロンバニ
出演者:オドレイ・トトゥ、サミュエル、ル・ビアン、イザベル・カレー他
ストーリー:アンジェリクは、医者のロイックに恋する美大生。でも、彼には妊娠中の奥さんがいる。でも、アンジェリクは相思相愛なので全然気にしていなかった。しかし、最近彼が冷たくなってきて、アンジェリクはだんだん不安になっていくのだった、、、。
感想は「あ~、やられた~」って感じでした(笑)
それも心地よい、やられた感(笑)
この映画の構成、すっごくおもしろいです。
その構成によって、後半がよりリアルに(いろんな意味で)楽しめます。
あとオドレイ・トトゥの役は画学生の役なので、そういう作品が結構出てきます。
映画の中で最後に出てきた作品はすごいですね!アッパレです☆
自己評価(5段階)★★★★☆